ネバダ州立司法大学のウェブサイトに掲載されたSNSに関する「do and don's」

アメリカでは,弁護士や裁判官が,SNSとどう付き合うべきかの議論が,様々な場で展開されているようです。

こちらは,その1つ,ネバダ州立司法大学のウェブサイトに掲載された,ソーシャルメディアに関する「do and don's」(べき・べからず集)です。

友達関係に注意とか,係属中の事件にコメントしちゃダメとか記載されていますが,「終了した事件について紹介してはダメ」とは書かれていませんね。

Social media do’s and don’ts | The National Judicial College

諸外国の例を調べてみたところ

【諸外国の裁判官行動規範を調べたまとめ】
1 裁判官にも,他の市民と同様,表現の自由があることは,当然のこととして確認されている。

2 そのため,裁判官に対して他の市民と異なる表現の自由の行使の抑制を求める場合には,何らかの基準が行動規範等の形で文書で示されている。

3 裁判官が表現の自由を行使が制限される場合がある事項として規定されているのは,
(1)裁判官の独立性と中立性を疑わわせるような言動
(2)係属中の事件へのコメント
(3)裁判所の権威を損なうような言動
という,概ね三つのタイプである。

4 こうした観点からして,今回の岡口裁判官のツイートについては,事前に書面で基準が示されておらず,上記3の(1)〜(3)のいずれにも当たらず,手続き的も,実質的にも,裁判官の表現の自由の規制が許される場合とはいえない。

 

【いくつかの裁判官行動規範を調べたまとめ】... - 裁判官にも「つぶやく自由」はある | Facebook

諸外国の例を調べてみたところ

【諸外国の裁判官行動規範を調べたまとめ】
1 裁判官にも,他の市民と同様,表現の自由があることは,当然のこととして確認されている。

2 そのため,裁判官に対して他の市民と異なる表現の自由の行使の抑制を求める場合には,何らかの基準が行動規範等の形で文書で示されている。

3 裁判官が表現の自由を行使が制限される場合がある事項として規定されているのは,
(1)裁判官の独立性と中立性を疑わわせるような言動
(2)係属中の事件へのコメント
(3)裁判所の権威を損なうような言動
という,概ね三つのタイプである。

4 こうした観点からして,今回の岡口裁判官のツイートについては,事前に書面で基準が示されておらず,上記3の(1)〜(3)のいずれにも当たらず,手続き的も,実質的にも,裁判官の表現の自由の規制が許される場合とはいえない。

 

【いくつかの裁判官行動規範を調べたまとめ】... - 裁判官にも「つぶやく自由」はある | Facebook

裁判官と表現の自由、ヨーロッパは「勤務時間外の活動は原則自由」 海渡弁護士が解説

この分限裁判を認め、岡口裁判官を懲戒することは、裁判官自らが口を開くことを困難にし、自らの首を絞めるものとなるでしょう」

 

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