2018-01-01から1年間の記事一覧
決定理由が,苦しい事実認定ながらも,なんとか,本件ツイートが非違行為に当たるとしたのにもかかわらず, 補足意見は,まさかの「ちゃぶ台返し」。本件ツイートは,わらしべ一本程度のものでしかないとの判示 「本決定の無理な事実認定は、市民の表現の自…
分限裁判の10日前に,読売が,次の記事を出しました。 *決定日がいつなのかは弁護団にも知らされておらず,反対意見の作成などを考えると,もっとずっとずっと先になると考えていた。 . 「最高裁は、今回の投稿内容だけでなく、過去の投稿内容も踏まえて…
全国青年司法書士協議会 「本件懲戒決定は、憲法で保障する表現の自由も、裁判の基本である手続保障も軽視した、ずさんな内容であった。裁判所の事実認定が不合理であることも明白である。 」
blogs.loc.gov
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岡口裁判官のツイートで、同裁判官を最高裁が戒告とする決定をした。全員一致の意見だった。戒告決定は出るとは思っていたが、全員一致とは。決定文には、岡口ツイートが「裁判官に対する国民の信頼を損ねたとある。全員一致でこんな決定を出す最高裁のほう…
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林道晴東京高裁長官が岡口基一東京高裁判事を脅迫したなどの告発内容のようです blog.goo.ne.jp
週刊金曜日11月2日号63頁です。 「岡口基一判事に対する不思議な懲戒申立て」 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1207.pdf
https://kanpou.npb.go.jp/20181105/20181105h07382/20181105h073820008f.html
適正手続に大きな問題があると厳しく批判されています 木村草太の憲法の新手(91)裁判官分限法で判事処分 適正手続きに大きな問題 弁明・防御の機会奪われる | タイムス×クロス 木村草太の憲法の新手 | 沖縄タイムス+プラス
誰も主張立証していないのに銀座のクラブのママを「枕営業」と事実認定した裁判官や、岡口さんが飼い主の訴訟提起を不当と考えてる、という誰も主張立証していない認定をした最高裁のほうが、公正な裁判への信頼を損なう 確かに。誰も主張立証していないのに…
世間から隔絶された、裁判官のミステリアスな部分は、圧力をかけてでも、組織は死守しなければならないのだろう。 岡口基一裁判官、独占インタビュー「言論の自由を封殺した最高裁へ」 | 河野順一
裁判官の裁判に関するツイートが、「当事者の感情を傷つけた」という理由により当該裁判官が懲戒処分を受けるということは、明治時代より脈々と行われてきたこれらの裁判官や研究者等による判例評釈などの研究活動が今後、違法とされるリスクがあるという信…
投稿はあくまで個人的なもので、ここまで制御されるべきものではないと私個人としては思います。 気に入らないから処分というのでは、余りに権力を振りかざして稚拙ではないでしょうか? ameblo.jp
最高裁は、国民の信頼を得ようと岡口裁判官を懲戒したのでしょうが、逆に国民の信頼を失っているように思います。また、こんな理不尽な強制があり、私生活まで統制されるような息苦しい職場はまっぴらごめんだと敬遠する若者も増えてくる気がします。 塾長雑…
今求められているのは、自らを社会から隔絶し、「公正らしさ」を装いながら社会的強者に媚びる官僚的裁判官ではなく、市民感覚を大切にし、弱者の声にも公平に耳を傾ける「市民的裁判官」ではないでしょうか。 yutachan.cocolog-nifty.com
www.kitaguchilaw.jp
gendai.ismedia.jp
アメリカ司法協会裁判官倫理センターが発行するレポートに掲載された,裁判官のSNS等の利用に関する様々な裁判例や倫理諮問委員会の意見をまとめた論文。 アメリカには,明確な裁判官行動規範がある上に,裁判官のインターネットやSNSの利用についても,様々…
決定は、ツイッターという表現手段の仕組みと制約条件を正確に理解して書かれたものとは思えない。 補足意見も、今回のツイートが一本の藁にも等しい些細なものであることを自認している。 webronza.asahi.com
司法行政当局は、敢えて岡口裁判官の市民的自由の行使を懲戒することで、裁判官統制の手段に利用した。岡口裁判官ではなく、裁判官全体に、「余計な発言をするな」と恫喝し、その萎縮効果を狙ったのだ。 憲法の砦としての司法に対する信頼を損ねているのは、…
この低水準の裁判官が最高裁判所を牛耳る本決定こそ、裁判所に対する国民の信頼を損ねると言っても過言でなかろう。 www.kanaoka-law.com
この程度のツイートが、ここまで問題にされ、「ツイッターをやめなければクビにしてやる」とまで言われ、まったく非公開の状況で懲罰が決まる。 そんな環境の中で、裁判官たちは日々を過ごし、若い裁判官も育てられる。そして、彼らが私たちの言論の自由にか…
問題のツイートを読んで、「私人である当該訴訟の原告が訴えを提起したことが不当であるとする一方的な評価を不特定多数の閲覧者に公然と伝えたものといえる。」とどうして言えるのかが根本的に解せません。上告審としての最高裁は法律審ですが、分限裁判で…
思ったよりも事態は深刻だと感じました。もちろん、深刻な問題を抱えているのは岡口裁判官ではなく、裁判所という組織のほうです。 最高裁判所大法廷という司法の頂点にある組織がまさかこんな決定を出すとは、と目を疑うような内容です。 司法試験であれば…
木村草太教授「最高裁はツイートの内容をねじ曲げて解釈し,読み取れない意味を認定した。この影響は一人の裁判官を懲戒しただけにとどまらない。」 www.tokyo-np.co.jp