2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

政治部門に攻撃され続ける司法

日本の司法が、政治力がないため、とても弱い立場にあり、 常に、政治部門からの攻撃にさらされていることは、 最高裁に告ぐでも詳しく説明したところです(田中角栄らによる司法攻撃) そして、その状況は、今でも全く変わっていません。 例えば、こういう…

またぞろ国民を煙に巻こうとしている法務省

この話題は、令和初期においては、法務省がこんなありさまだったことを示すものとして、「最高裁に告ぐ2」の中で取り上げたいと思っています。 「法律の解釈変更のような重要なことは、これからは、きちんと、書面で決裁することにして、それを保存しておく…

みなさんの勝利です!

この話題は、令和初期においては、法務省がこんなありさまだったことを示すものとして、「最高裁に告ぐ2」の中で取り上げたいと思っています。 オール弁護士会+俺+神村検察官が反対し キョンキョンやきゃりーぱみゅぱみゅなども反対した 検察庁法改正法案…

法曹ですら、「法の支配」ではなく「人の支配」

この話題は、令和初期においては、法曹ですら、「法の支配」よりも「人の支配」を重視していた例として、「最高裁に告ぐ2」の中で取り上げたいと思っています。 法務省と人事院が、法律の公定解釈を変更するのに、 口頭で決裁をし口頭で承認をしたなどと あ…

憲法の松田浩教授が、岡口分限裁判をしてしまうような現在の裁判官を批判しています

憲法の松田浩成城大教授が、岡口分限裁判をしてしまうような現在の裁判官を批判しています 裁判官をプロフェッションの一つと位置づけ、しかし現在の(特に岡口分限事件における最高裁の)裁判官統制のあり方にはプロフェッション性という前提が欠けているが…

裁判官志望が少なかった理由 岡口分限裁判の影響との指摘が相次いでいます

これはご指摘のとおりで、むしろ、過去の方が給与差は大きかったかと存じます。岡口判事の事件やそれへの最高裁の対応等によって、裁判官という仕事の魅力(修習生の目に映る魅力)が低下してしまったの「かも」しれませんね。 https://t.co/8e0VohUmBk — sh…

今年の裁判官任官者は、わずか66名

本来、100名程度の採用が望ましいところですが、 66名しか採用できませんでした。 その理由について、次のようなご意見も(数少ない優秀者が4大法律事務所に流れているというご意見) 上澄みが少ないのと、その上澄みが四大に流れている説だと思います…

町村泰貴成城大学法学部教授のご意見です

裁判官の分限裁判は、特に高裁判事の場合は、一切の不服申立も独立した司法審査もない処分だけに、よほどの手続的公正さがなければ違憲の疑いが濃い。特にそれが再任拒否と直結した場合には、一般の公務員でも違法性を問う司法審査はある。でも裁判官では、…

「最高裁に告ぐ2」の執筆を始めました

岡口分限決定は2回ありましたが、以下の共通点があります 1 戒告の理由とした事実の認定が誤っている 2 そもそも、その事実を認定できる証拠がない 3 しかも、その事実を戒告の理由にすることは全くの不意打ちであった 最高裁の大法廷とあろうものが、 …