分限裁判の記録 岡口基一

分限裁判の記録です。研究者の方向け

岡口分限決定Ⅱが重要判例解説で批判されています

岡口分限決定Ⅱが、岡口分限決定Ⅰに続き、重要判例解説で批判されています。

 

憲法判例の動き」で、川岸令和教授が、岡口分限決定Ⅱについて、「本決定は,前決定に引き続き,表現の自由を真剣に捉えようとする姿勢に欠けていることが懸念される」などと批判しています。

 

令和2年度重要判例解説3頁(有斐閣

 

最高裁大法廷決定が、重要判例解説で批判され続けるという異常事態です。

最高裁判事の方々は猛省してほしいところです。司法や裁判所の信頼を失わせないために。

裁判官訴追委員会 林道晴裁判官らの不訴追を決定

岡口基一裁判官に対しツイッターを止めることを強要するなどしたとして

平成31年2月に訴追の申立てがされていた林道晴裁判官他1名について

裁判官訴追委員会は,2年以上の審理の結果,不訴追を決定しました。

 

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「絶望の裁判所」は今も同じ by 成城大学法学部教授

町村泰孝成城大学法学部教授のツイートです

 

「このことは公式には認められていませんけど、司法制度改革の中で裁判官の人事について外部の目を入れる改革がされました。その事自体が、それまでの不当な人事政策や制度のほのかな総括となっています。また時代も変わり、反体制派を押さえつける必要が低減したこともあるでしょう。

で、今は、多少マシになったというか、絶望の裁判所という環境は変わらないというべきか、見解は分かれています。

私は岡口判事の事件経過にあるように、恣意的な人事処遇が行えてしまう制度は残っているので、絶対権力の善意にすがって維持されている構造は変わっていないと評価してます。」

 

https://twitter.com/matimura/status/1373803976840208389

 

どん底の俺を励ましてくれたIPBAのみなさん

ちょうど2年前のことです。

俺が、最高裁から理不尽な戒告処分(1回目)を受けるや、

俺を励まそうと

俺の講演会を開いてくれたIPBAの方々です。

 

このときは、マジで 心が折れかけていましたから、

みなさんのお気持ちに本当に救われました。

 

宮崎や広島や名古屋や帯広から,日本中から俺を応援したいという方々が集まってくれました。

 

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*IPBAの会とは、世界65の国・地域から1450人の会員が参加する環太平洋法曹協会。この中には日本の4大法律事務所のパートナーの方々も何人も含まれています。

 

 

放送大学の憲法の授業で「岡口分限決定Ⅰ」が取り上げれられました

いろいろな切り口ができる「岡口分限決定」。

もちろん裁判官の身分保障の観点からも問題の多い決定です。

しかも、この決定を理由に、30年目の再任を拒否することも考えられ、

そうすると,さらに憲法上の問題が生じることになります。

 

 

今後も、この裁判は、寺西判事補事件と共に、教えられ続けてほしいと思います。

 

 

 

品位品位と言われるのをおそれて表現行為が必要以上に委縮していく効果が生じる

 
「曖昧な「品位を辱める」という概念を用いて,裁判官の表現行為を制約することは,著しい委縮効果をもたらすので,岡口事件の最高裁大法廷決定には大いに疑問がある。」
 
@山元一慶応教授(憲法)『グローバル化時代の日本国憲法放送大学出版 2019年 195頁

 

瀬木比呂志元エリート裁判官が振り返る「岡口騒動」

「絶望の裁判所」の著者である瀬木比呂志教授

最高裁調査官まで務めた元エリート裁判官が

岡口騒動を振り返る記事を書いてくれました(__)

 

news.yahoo.co.jp