岡口分限決定を猛批判した論文が、フランス語に翻訳されました(😊)

岡口分限決定を猛批判した論文が、フランス語に翻訳されました(😊)
岡口分限決定は、既に二桁の学者から批判される一方で、これを擁護する学者は皆無です。
その中でも、特に厳しい批判をされたのが、山元一教授の「裁判官のツイッターへの投稿と表現の自由」『平成30年度重要判例解説(ジュリスト臨時増刊1531号)』10~11頁〔2019年〕
この論文が、フランス語に翻訳され、ドミニク・ルソー教授の退職記念論文集に収録されました。
フランスのみなさんにも、日本の裁判所当局の問題点が伝わるといいですね
 

https://www.amazon.fr/Constitution-justice-d%C3%A9mocratie-M%C3%A9langes-Dominique/dp/2275071482

 

f:id:okaguchik:20200728190335j:plain

 *ドミニク・ルソー教授は,フランス公法学のトップリーダーで、ル・モンドなどフランスの高級紙にも度々登場されている方です。40年近くにわたり、自由民主主義の原則と価値観を真摯に受け止めながら、著作や教えを通じて、豊かで厳格な憲法思想を不断に広めてきました。 自由民主主義がポピュリズムの台頭という試練を乗り越えようとしている今でも、彼は偉大な作家の一人であり、憲法の最も影響力のある声の一つであり、啓蒙主義の哲学に由来する立憲主義の遺産と精神を擁護し、保護しているのです。