大事な情報を遺族に伝えなかった東京高裁

私が、仮名処理されて最高裁のウェブサイトに掲載された判決を、ツイッターで紹介したのは、
刑法上の論点について東京高裁が新判断をしたことをフォロワーに紹介するためです。
私は、そのことを、再三、林道晴東京高裁長官に説明したにもかかわらず,
遺族の方々には伝わっていなかったようです。

 

林長官は,どうして,こういう大事な情報を遺族に伝えなかったのでしょうか。
間に入った東京高裁が,作為的に情報操作をした疑念がぬぐえません。

 

*ちなみに、内規に違反してこの判決をサイトに掲載したのは、東京高裁自身です。

https://twitter.com/masashi_iwase/status/1111969343774982144

「最高裁に告ぐ」の読者レビューが出ています

https://www.amazon.co.jp/-/dp/4000613316/

 

michiko

2019年3月30日

形式: 単行本

訴追委員の方が「最高裁に告ぐ」を読んでくれました

現在,罷免の危機に晒されていますが,

このタイミングで,「最高裁に告ぐ」が発売されたというわけです。

 

 

 

「若めろーやー」さんの「最高裁に告ぐ」レビューです

「分限裁判における論理の欠如にはあらためて戦慄。
うちら法律家が世間様に信頼してもらえるところがあるとしたら、それはアホみたいに論理を尽くすところではないか?」

 

https://ameblo.jp/ivorygrin/entry-12450096578.html

 

これが岩波書店の底力

 

最高裁に告ぐ」の最初の原稿は、
ただの岡口分限決定の論点解説でした。

しかし、担当者との時間をかけたキャッチボールの中で、
最初の原稿は、わずか10分の1程度にまで凝縮され、
全く違う内容の本になりました()。

前半はノンフィクションならではのドキュメンタリー
後半は話をどんどん掘り下げて、司法の問題点を探る内容に。

作品って、こうやって、担当者との共同作業で創作するんですね()。
初めて理解しました。

 

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蔭山文夫弁護士のご意見です