読売新聞はどうして事前に決定内容を「把握」できたのか

 
 
分限裁判の10日前に,読売が,次の記事を出しました。
*決定日がいつなのかは弁護団にも知らされておらず,反対意見の作成などを考えると,もっとずっとずっと先になると考えていた。
 
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最高裁は、今回の投稿内容だけでなく、過去の投稿内容も踏まえて判断するとみられる。
その際、判断のポイントとなるのが、一連の投稿内容が裁判官に求められる品位を欠き、裁判官全体や裁判所への国民の信頼を損なうといえるかどうかだ。」
 
そのとおり,この記事が出てまもなく,「過去の投稿内容も踏まえて(=ラストストロー理論)」,「国民の信頼を損な」ったとの理由で,分限処分となりました(^_^)
*分限申立書は,本件ツイート行為のみを対象として、「国民の信頼を損なった」ではなく,「元の飼い主を傷つけた」との理由で、分限裁判の申立てをしていた。
 
 私は,不思議でたまらなかったので,記者会見のときに,読売の記者に聞いたのですが,返答はありませんでした(この記者会見の様子はYOUTUBEでノーカットで見ることができる)。